健康経営の取り組み
健康宣言
大前提として社員一人ひとりが心身の健康を確保することが重要です。
健康経営に関する一連の活動を通じて、
社員一人ひとりが元気で長く働き続けられる職場環境を目指します。
2023年10月1日
井原精機株式会社
代表取締役 上野 和彦
- ウォーキングキャンペーン
- 安全体力機能テスト(55才、60才対象)
- さつきラン&ウォーク
- 熱中症対策施策
- 健康に関わる独自活動(インフルエンザワクチンの社内集団接種など)
- 受動喫煙防止措置(敷地内禁煙)
- こころの健康対策(ハラスメント窓口を外部の機関へ設置等)
- 療養のための休暇制度
ウォーキングキャンペーン
全国労働衛生週間の取り組みの一環として、毎年「ウォーキングキャンペーン」を実施しています。
社員の方自身でウォーキングの目標を立て、それをクリアすることで達成賞が入手できる取り組みで、自分で目標を立てるため、自分のペースで行うことができます。
毎年参加してくださる方もおり、徐々に健康習慣が身についているようです。
達成賞はタオルや磁力ネックレス、スマートウォッチなど健康の手助けとなるようなものを選定し、社員の皆様の健康活動の後押しをしています。
安全体力機能テスト(55歳、60歳対象)
全国労働衛生週間の取り組みの一環として、55歳、60歳の方を対象に毎年「安全体力テスト」を実施しています。
ご自身の体力が今どのくらいなのか、明確に認識していただき、災害の予防に役立てています。テスト実施後はレポートをお渡しし、簡単なおすすめトレーニングもご紹介し、体力の維持、向上をお手伝いしています。
さつきラン&ウォーク
「さつきラン&ウォーク企業対抗戦」は、職場の仲間たちと楽しむ、5月の1カ月間の歩数や距離を競う企業対抗型のオンラインイベントです。
昨年からの連続参加で、取り組んだ仲間が、表彰条件をクリアしたことで、2年連続での「DOスポーツ優秀賞」を受賞しました。
オンラインイベントなので、職場の仲間たちの平均歩数・平均走行距離ランキングがWEBサイトやアプリで確認することができ、お互いを称えながら楽しく参加できました。
今後も、健康的な活き活きとした生活を送るためにも運動習慣をつける取り組みを継続してまいります。
熱中症対策施策
昨今の猛暑により、熱中症への対策が必須となっています。その対策としてスポットクーラー等の対策に加え、2022年度から飲料ベンダーであるサントリー様と提携を行い、社内のサントリー様自動販売機で熱中症対策飲料の購入が可能な【トークンコイン】の運用を開始しました。
この事により、自分の欲しいタイミングで良く冷えた飲料の無料での入手が可能になっています。
併せて、各飲料ベンダー様からは熱中症対策飲料を特別価格で提供頂いています。
また、特に2023年度からは昨今でも類を見ない程の猛暑日が続いていたため、スポットクーラーを使いにくい場所で作業を行う社員や、リフト等の作業を行う社員を対象に水冷服・空調服等の導入も開始しています。
健康に関わる独自活動
インフルエンザワクチン接種補助
社内でのインフルエンザのまん延防止と安心して働ける環境作りを目的として、社員を対象に「インフルエンザ集団社内接種」を全額会社負担で2008年から実施しています。
また、社外で接種された社員、健康保険の被扶養者の方にも上限金額を設け実費補助を行っています。
社員が生き生きと働くための制度改定
(1)ノー残業デーの設定
ワーク・ライフ・バランスの向上、心身の健康保持・増進、メリハリをつけた計画的な業務遂行を目的に、2022年6月より毎月1日「ノー残業デー」を設定し運用を行っています。
(2) 有給休暇制度改定(1時間単位)
従来は、有給休暇の取得単位は、1日または半日単位でしたが、1時間単位での取得できる制度を導入しました(2018年度~)。これにより、自身の健康保持、育児への参加等を通じて、仕事に対する意欲の向上、活き活きと働ける環境づくりを目指します。
(3)勤務間インターバル制度
勤務と勤務の間の一定の休息時間を確保できる制度を導入しています。(2018年度~)
この制度は、勤務終了後、継続した休息時間を確保できるように、終業時刻の11時間後からを翌日の出勤時間とします。
一定の休息時間を確保することで、十分な生活時間や睡眠時間が確保でき、過重労働の抑止ひいては社員の健康維持を図っています。なお、後ろ倒しになる出勤時間までの勤務については、「働いたものとみなし、給与の支払いの対象」とする方法をとっています。
受動喫煙防止措置(敷地内禁煙)
受動喫煙防止措置としては、喫煙する場所を決めて、その場所以外では、たばこを吸わないように分煙の対応をしていました。
しかしそれだけでは、空気の流れによっては煙が漏れだしたり、喫煙後の呼気に含まれることもあり、望まない受動喫煙に繋がっていました。
社員の健康等を考え、受動喫煙対策よりも一層進んだ取り組みである「敷地内全面禁煙」としました。
こころの健康対策
ストレスチェック
私たちの周りには日々仕事をする中で様々なストレス要因がありますが、同じストレス要因でも人によって捉え方が異なります。
そのため、毎年実施しているストレスチェックを通して、社員に自身のストレス状態を認知してもらうきっかけにするほか、働きやすい職場づくりなど社員のメンタルヘルス不調予防に役立てることを目的としています。
外部のハラスメント相談窓口(ハラスメントホットライン)
「ハラスメント防止措置」の一つとして、社内相談窓口を設置していますが、外部相談窓口に移行します。(2024年10月より)
<移行の目的>
外部専門家によるハラスメントホットラインに機能を移行することで、次のことを実現します。
・より適切な対応
・相談者の確実なプライバシー保護
・相談しやすい環境つくり
療養のための休暇制度
傷病休暇
業務外の病気・怪我等の療養を目的として、年次有給休暇を積み立て、傷病休暇として取得する制度です。
この休暇は、前年度の有給休暇日数の内、当年度に繰越すことができず失効する休暇日数が、4日以上の社員を対象として20日まで積み立てができます。
積立てた日数を傷病休暇として利用する場合は、有給での休暇となります。
休職制度
休職制度は、業務外の病気・怪我等で、長期の休暇が必要となった際、社員としての身分を失うことなく、時間をかけた治療に専念が出来る制度です。
休職の事由が次の場合は、1年を加算した期間となります。
(1)悪性新生物(がん)
(2)循環器系疾患(心臓病、脳血管障害、腎疾患)
(3)特定疾患治療研究事業対象疾患(難病)