ロボットSIer事業
お知らせ
中小企業の産業用ロボット導入の支援パートナーになれるロボットSIer
少子高齢化や人口の減少に伴い、働き手不足・人手不足などの言葉があちこちで聞かれるようになりました。
国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、2010年には約1億2800万人だった日本の人口は、2030年には1億1600万人あまりに減少するとの予測があり、今後より一層の働き手不足・労働力減少が懸念されます。
企業では採用の難化が進み、優秀な人財を獲得するどころか、必要な人財・労働力の確保すら難しくなることが予想されています。
そのような人手不足・人財不足の対策として、産業用ロボットが注目されています。
既に大手企業では多くの産業用ロボットが導入されており活躍しておりますが、中小企業への産業用ロボットの導入はまだまだ進んでいない状態です。
弊社はそのような【中小企業の産業用ロボット導入の支援パートナーになれるロボットSIer】を目指しています。
「誰ひとり取り残さない」にロボット自動化で貢献するContribute to robot automation so that no one is left behind
企業では採用の難化が進み、優秀な人財を獲得するどころか、必要な人財・労働力の確保すら難しくなることが予想されています。
そのような人手不足・人財不足の対策として注目されているのが、製造ラインの自動化や省人化に使われるロボットです。
既に大手企業では多くのロボットが導入され活躍しておりますが、中小企業へのロボット導入はまだまだ進んでいない状況です。
SDGs(持続可能な開発目標)のスローガンである「誰ひとり取り残さない」という言葉。当社ではこの「誰ひとり」を、中小企業の経営者の方と捉え、人材確保に窮している中小企業へのロボット導入を支援します。
2019年4月より始動したロボットSIer事業では、社内外の自動化案件に取り組んでまいりました。
かくいう我々自身も、製造業に携わる中小企業のひとつです。そんな当社が、これまで現場の困りごとをどのように解決してきたか、ロボットによる自動化の施工事例をご紹介します。
近年、製造業では少子化による働き手の減少が深刻な問題になっており、その中でも、3K(きつい・汚い・危険)にあたる職場ではその傾向が顕著になっています。
そのような職場にロボットを導入し、人が作業を行っているラインの自動化・省人化を行うことで、労働環境の改善が見込めます。
このことにより、SDGsの17個のゴールのうち、「3.すべての人に健康と福祉を」と「8.働きがいも経済成長も」に寄与できると考えています。
ロボットは決められた作業を一定のスピードで長時間正確に行えます。ロボットが担うのに適した作業を洗い出し、ライン全体を改善していくことで、生産性の向上が期待できます。
当社は「ものづくり」企業として長年培った ノウハウを活かし、お客様のニーズに応え、安定した事業継続の実現をサポートします。
このことにより、SDGsの17個のゴールのうち、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」に寄与できると考えています。
ロボットの導入についてAbout introduction of robot
ロボットの活用は、
- 企業における人手不足の改善
- 作業者の過酷環境や危険環境からの解放
- 生産性の向上
などさまざまな可能性を持っています。
ただ、【ロボット】単体だけでは作業の自動化という目的を果たすことはできません。
- ロボットの先端にハンドを取り付け
- 動き方をプログラム
- 周辺設備やセンサと組み合わせた一連のシステムとして構築
などを行うことで初めて【ロボット】として機能します。
≪ロボットを導入するうえで必要となる全ての行程を一貫して対応≫致します。
母体となる井原精機株式会社で培った製造技術・ライン構築等のノウハウを活かし、貴社のご要望に沿えるご提案も可能です。
名称 | 説明 |
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A:ハンド設計・製作 | 【モノを掴む】という行為は人なら簡単に行えますが、ロボットはそうはいきません。対象のワークに対して、適切な位置・把持方法・把持姿勢・使用する材質など様々な条件・状態を考慮して作成する必要があります。 また、直接ワークに触れる部分でもあるため、他の部品に比べ消耗・摩耗が激しいパーツになるため、交換の容易性なども考慮したハンド設計・製作を行います。 |
B:制御装置 | ロボットと周辺機器の動きを連動させるため、各機器とインターフェイスを行い、制御管理するための制御装置をプログラミングします。 |
C:周辺機器 | 安全柵・品質チェックシート・洗浄装置などロボット周辺の必要機器を作製します。 |
D:ティーチング | ロボットは、″動きの自由度″が非常に高い設備のためロボットプログラミング次第では、複雑な作業も一台で賄える場合もあります。しかし、動きを教え込まなければただの鉄の塊でしかなく、こちらが意図した動きを教え込むことで初めて”ロボット”として活用することができます。 |
ロボット導入までの流れFlow until robot introduction
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ロボットの動作内容や行程内容を確認の上、3Dシミュレーションを作成。
お客様が納得されるまでシミュレーションを再構築することで、お互いが描いている完成形を明確にして、イメージギャップを取り除くことができます。
3Dシミュレーションをベースに仕様を作製し、御見積書を提出します。 -
STEP1の仕様・見積書で問題無ければ注文を頂き、ロボットを発注。
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ハンド・周辺機器の設計とソフトウェアを開発します。
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ロボットを自社工場に入荷し、納入予定の仮想空間を再現、ハンド・周辺機器などの艤装を施し、ティーチングを行います。
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納入日に合わせてお客様の工場へ搬入・設置を実施し、最終ティーチングを行います。
(ご相談いただければ、仕様変更・追加についても対応致します。> STEP3) -
仕様書通り動作した時点で納入完了。
協働ロボットについてAbout collaborative robots
協働ロボットは、人と同じ環境で作業できるよう設計されているロボットです。顧客ニーズの多様化や自動化需要の高まりから、近年その存在が注目されています。
協働ロボットは従来の産業用ロボットとは異なり、リスクの管理と対策を十分に行えば安全柵の設置が必要ありません。そのため、省スペース・低コストでの自動化が可能です。
また、その都度必要な工程に自由に移動させることができ、汎用性が高いことが特徴です。
当社では、Techman Robot社のカメラ付き協働ロボットをベースとしたパッケージ製品を取り扱っております。
「ロボットの導入って、大がかりで手間とコストがかかりそう…」とお考えのお客様でもご検討頂けるよう、最適な活用プランをご提案させて頂きます。